積みゲーマーの苦悩
(その6)
一ヶ月後、見貝の自宅にて。
「・・・998、999、1000!ウヒヒ、やった、
やったぞお!ついに積みソフト1000本突破だあ!や
っぱりゲームソフトを未開封で積み上げるのは最高だよ
お!この帯ィ、このビニールゥ・・・たまらないなあ、
ヒャーッハッハッハッッハッハッハッハ・・・。」

喪黒、その様子を窓の外から覗く。
「おやおや、あの方はゲームの別の楽しみ方を見つけて
しまいましたネ。あの様子では、もうゲームを起動させ
る事は2度となさそうです。」

「それにしても、もしゲーマーの皆さんが全てああいう
ゲームの楽しみ方をしてくれたら、ゲームクリエイター
さんのお仕事は、ずっと楽になる事でしょう。何しろ、
ゲームの内容なんて、ど〜〜でもいいのですからネェ。
ホーッホッホッホッホッホッホッホッホッ・・・。」


積みゲーマーの苦悩


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