た |
【た〜〜〜こ!!】 |
「パチンコ」及び「パチンコII」のマニュアルでは、ゲ ームの目的である、球を3000発出して打ち止めにす るまでにかかった時間で、あなたの腕を判定するとの事 だが、持ち玉を全部無くしてゲームオーバーになった場 合の判定は、これに該当する。ここまでユーザーを小馬 鹿にしたマニュアルは他にあるまい。 |
【ダーナ・オシー】 |
「ソロモンの鍵」の主人公の魔法使い。悪霊を封じるた め、魔の星座宮に踏み込む。使用出来る魔法が、火球の 術と換石の術の2つしかないので、魔法使いと呼ぶには 少々貫禄不足の感がある。とは言え、自分の身の丈程の 石を軽々と出したり消したりする姿は圧巻である。いざ となったら頭突きで石を破壊してしまうという、文字通 り石頭の持ち主でもある。 |
【タイロン】 |
「ファンタシースター」に登場する、主人公アリサの仲 間となる戦士。初対面でいきなり石化状態というマヌケ な姿をさらしてしまった哀れな男。メデューサとの戦い に備えて、石化解除の薬を用意していた所は流石だが、 それをビンの蓋が開けられないミャウに預けておくとい う行為は、明らかに愚行である。肝心な部分がどこか抜 けている戦士である。 |
【たけしくん】 |
「青春スキャンダル」の主人公。カンフーの達人との事 らしいが、ザコのチンピラに小突かれるだけで簡単に倒 されてしまうので、実はかなりの虚弱体質である。戦う のなら、せめてカエルや暴走ラジコンカーに当たっても 倒れないくらいの体に鍛えてからにして欲しいものであ る。 |
【ダルマン】 |
「テディーボーイ・ブルース」及び「アレックスキッド のミラクルワールド」では敵キャラとして、「ピットポ ット」及び「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」では隠 れキャラとして登場するダルマ型怪物。4作品も登場し ている所を見ると、どうやらセガは、このキャラを秘か にマスコットキャラとして育てようとしていたと思われ る。しかし残念な事に、現代は勿論当時においても、こ のキャラの知名度は極めて低い。 |
【ダンボール】 |
「ダブルドラゴン」に登場するアイテムの一つ。拾って 敵に投げつける武器。表面に大きく「SEGA」と書か れている。中に何が入っているか気になるが、マスター システム本体であるという説が最も有力らしい。ソフト 自体がマスターシステムの晩期に発売された為、このア イテムの「投げる」という行為には妙な説得力がある。 |
ち |
【地区予選の決勝戦】 |
「熱球甲子園」の1人用をプレイする際に、最初に行わ れる試合。これに勝利すれば、甲子園に出場する事が出 来るが、敗北したら即ゲームオーバーである。現実の高 校野球でも、甲子園で敗北した球児達が甲子園の土を持 ち帰る姿は涙を誘うが、この「熱球甲子園」のゲームオ ーバーの画面では、甲子園どころか地区予選に敗れた球 児達も、地元球場の土を持ち帰るので、一層涙を誘う。 |
【ちびっ子ボビー】 |
「ロックンボルト」の主人公。職人かたぎ。超高層ビル の鉄骨を、たった一人で全て組み立てるという、労働基 準法を完全に無視した過酷な仕事でありながら、文句一 つ言わずに働き続ける健気な少年。ボルトの着脱を自ら の体を回転させる事によって行うという、人間離れした 一面を持つ。ちょっとのミスも気に入らない性格のわり には、設計図のない階層での彼の作業は適当。 |
【チャレンジダービー】 |
品番OM-G005。エキサイティングな競馬ゲーム。出走 する馬の着順を予想し、勝利すると思われる馬に金を賭 ける、一般の競馬をそのままゲーム化した作品。何と、 家庭用ゲーム機では初の8人同時プレイが可能という画 期的な作品。だが、その事実を知る者は皆無に等しい。 |
【チャンピオンテニス】 |
品番G-1009。セガの家庭用ハードでは初のテニスゲー ムであり、初の女性キャラクターがメインのゲームでも ある。実際のゲーム画面では、男女の区別が全くつかな いので、本当にそうなのかは怪しまれる所ではあるが、 少なくとも、大箱のパッケージのイラストを見る限りは 間違いないであろう。これ程色気のない女子テニスも珍 しい。 |
【チャンピオンベースボール】 |
品番G-1011。セガの家庭用ハードで初の野球ゲーム。 アーケード版の移植作品。選手個人の能力差は残念なが らないが、家庭用で初めて選手の個人名が表記された画 期的なソフトである。しかし、データが1983年のも のである上に、選手名がイニシャルか、アルファベット 4文字以内で表現した愛称であるため、誰が誰だか殆ど 判別出来ない所が悲しい。 |
【チューミー】 |
「ハッスルチューミー」の主人公。おいしい物のためな ら勇気百倍、ファイト満々のくいしんぼうなねずみ。画 面上の食べ物に触れると、体が赤く変色するという奇妙 な現象が起こる。恐らく、彼は実験動物で、食べ物には 特殊な薬品が混入されているのであろう。ちなみに、残 数表示は「MOUSE」ではなく「RAT」、且つゲー ムの舞台が下水道である所から、彼は恐らくドブネズミ であろう。ネズミが主人公のゲームは数あれど、ヒール のイメージが強いドブネズミが主人公のゲームは極めて 珍しい。 |
つ |
【通行手形】 |
「あんみつ姫」の町の中のアドベンチャー・シーンで、 クリアの目的として入手する必要のあるアイテム。町の 中には様々な人為的なトラップがあったり、苦労の末に 入手しても偽物であったりと、はっきり言って町人には 信用出来ない者が多い。まともに入手するまでに、人間 の暗部を見せつけるとんでもないアイテムである。 |
【つっぱりピヨピヨ】 |
「フリッキー」に登場する、体の色が黒いヒヨコ。彼ら はフリッキーの子供なのだが、ただ体の色が黒いという だけで、つっぱり呼ばわりされている。これは完全に差 別行為である。教育上問題があるのではないだろうか。 |
て |
【デスター軍団】 |
「スタージャッカー」に登場する敵軍。大小様々な兵器 で宇宙の平和を乱す悪い奴ら。しかし、いかに多彩な兵 器を用いてプレイヤーに襲いかかっても、マニュアルの 紹介では、動く敵、地上施設、敵司令船としか書いて貰 えない哀れな連中。 |
【デュアルファイター】 |
「セガ・ギャラガ」で、自機であるファイターを、敵の ボス・ギャラガの捕虜にし、2機目のファイターでその ボス・ギャラガを破壊する事によって可能となる合体変 身。自力のみで成立させる事は不可能で、敵にいけにえ を捧げる事で始めて可能となるという、極めて珍しい戦 闘形態である。 |
【Terry】 |
「サンダーブレード」の主人公。未完成状態の超高性能 ヘリ、サンダーブレードのパイロット。それまではヘリ の開発チームの一員であったのだが、ひょんな事からい きなりパイロットに任命される事になる。ゲリラの奇襲 を受けて緊急事態であったとしても、ずっと研究室に閉 じこもっていた、兵士でもない男を戦闘ヘリに乗せると は、あまりにも無謀な行為である。しかもヘリは未完成 状態。A国の滅亡はもはや時間の問題であろう。 |
【電気バケツ】 |
「スパイVSスパイ」に登場する、トラップをしかける道 具の一つ。閉じているドアにしかける事が出来る。この トラップを防ぐ為には、コート掛けにあるカサが必要と なる。冷静に考えてみると、かなり変な道具である。そ もそも名称からして不可解である。 |
と |
【どうぞう】 |
「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」にて、たかのはが くえんの校庭にある物。ストーリー上何の関係も無く、 ただおきょうに、「どうぞう、しらべてください」とい う、この上なくつまらないダジャレを言わせる為だけの 存在。 |
【突破100万台】 |
「コナミの新入社員とおるくん」の舞台となるオフィス ルームの黒板に書いてある言葉。何が100万台を突破 したのかは不明。しかし、社員同士で延々と追いかけっ こをしているような会社が扱う商品で、ミリオンセラー を記録するような物があるのなら、ぜひとも教えて欲し いものである。 |
【ドラキュラ】 |
「ゴーストハウス」に登場するボス。分身の術で4人の 影武者がいるらしい。こういう敵の場合、普通は本体を 倒せば終わりなのだが、何故かこいつに限っては、本体 を含めた合計5人を全て倒さねばいけないらしい。当然 ながら強さは全員同じである。という事は、これらは分 身でも影武者でもなく、全員本物と言えるのではないだ ろうか。 |
【トラベリング】 |
「グレートバスケットボール」にて採用されている「セ ガ バスケットボール ルール」で定められている反則 の一つ。実際のバスケットボールのそれとは違い、ボー ルを持ってジャンプした選手が、パスやシュートをしな いでボールを持ったまま着地すると取られる反則。ただ でさえ厳しい反則の上に、本来バイオレーションとして 扱われる反則の筈が、このルールではファールとして扱 われる為、一層厳しい物となっている。現実は勿論、他 のバスケゲームのルールでも、恐らくこの反則の採用は 不可能であろう。 |
【トランキライザーガン】 |
「サファリハンティング」のプレイヤーキャラであるハ ンターの所持している武器。麻酔銃。猛獣たちを捕らえ る為の重要な武器。そのわりには、ヘビを眠らせるだけ でも2発命中させなければならないという難儀な銃。 |
【ドロンと消える透明の術】 |
「忍者プリンセス」の主人公であるくるみプリンセスが 使用出来る術。アソビン教授にはこの様に紹介されてい る。この術を使用すると体が透明になり、その間は敵に やられなくなる。しかし、生物の体を透明にする事は、 現実には不可能である。仮に実現させたとしても、存在 自体を抹消する事はさすがに無理なので、無敵になる事 も現実にはありえない。それを可能にしてしまったこの 術は、極めて高度な忍術であると言える。 |